漢字とローマ字が混在した実印 |
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中国のお客様より、印鑑登録をする実印で、在留カードに掲載されているローマ字を周りの外円に入れて、内円には中国の漢字を入れた実印を作りたいとの依頼がありました。 以下のような会社の法人印で作成するレイアウトで法人印なら一般的ですが、個人では作らないレイアウトです。 特に印鑑登録に問題ないと思ったのですが、お客様のお住まいの江戸川区役所に確認をしたところ、在留カードにローマ字しか入っていない方は、ローマ字しか実印に入れる事はできなく、在留カードに記述されていない漢字を入れてしまうと登録はできないとの回答がありました。 中国の方は在留カードの申請の際に、「ローマ字だけ」と、「ローマ字と漢字の併記」の登録という2種類ができるみたいで、その際に漢字を在留カードに登録をしておかないと漢字を入れた印鑑登録は不可のようです。 在留カードに漢字が併記されている方なら、漢字のみの実印でもOKですし、今回のお客様のご要望があったように、ローマ字と漢字の両方を実印に入れて印鑑登録をすることも可能なようです。 念のため、新宿区役所に確認をしたところ、同じような回答がありました。 新宿区役所の方は、在留カードと同じ名前が基本のようで、ローマ字と漢字の混在は難しいようなニュアンスでした。 特にこだわりがないなら、在留カードと同じ名前での実印作成で印鑑登録をおススメします。 印鑑登録は、地方自治体によって決まりが多少違うこともありますので、疑問があればお住いの役所に確認をしてください。 参考までに印鑑登録ではなく海外のお土産用でしたら、ローマ字と漢字の当て字で作成できますので、お気軽にご相談下さい。
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