介護伝票《サービス実施記録》(高田馬場3丁目店)

介護・看護のサービス実施記録(記録票)とは、事業者様が利用者様へ行ったサービスを記録するものです。

介護保険制度において、介護を行う事業者に対しては、利用者に行った介護活動を正確に記録し、その記録を事業者がしっかり保管しておくことが定められています。

 

 

主に訪問介護・訪問看護の現場で複写伝票が使われています。

訪問時に記録したものを事業所へ持ち帰る分と、利用者様へ同じ記録をお渡しする分の2枚必要になり、サービスの記録をお互いに持つことで安心と信頼に繋がります。

訪問した際の状況を記録するため担当者の負担にならないように、各種項目のチェック欄をサービス内容や事業所の特徴に合わせて組み合わせて一枚に収めたタイプが多いです。
伝票の表記は訪問介護の場合でも、介護記録、訪問介護記録、サービス提供記録票など様々です。

 

 

こうした伝票は、仮にトラブルが発生した際、いつ介護活動を行ったかなど一目でわかるのはもちろんのこと、職員同士の業務連絡のツールとしても、あとは利用者の家族に対する報告として使われることにもなります。

介護の内容は利用者の状況に応じて変化していくため、プランの練り直しなどを行う際にも、こうした伝票を見て判断していくこととなります。

とはいえ、介護で忙しいさなか、介護伝票(サービス実施記録)をつけていくことは大変です。

特に事細かに伝票をつけていくことは難しく、あまりにも忙しすぎてつけ忘れたり、記憶から抜け落ちてしまうことなどよくあります。

必要事項をいかにすぐ書き込むことができるか、それが介護伝票には求められています。

その中で最も重要な項目は介護活動とそれを行った時間、健康状態です。
介護伝票(サービス実施記録)の記入欄には一般的な介護の内容があらかじめ記載されていることが多く、それをチェックしていくことで伝票が完成するようになっています。
訪問介護などではいつから活動をはじめ、いつ終わったかなど、その時刻を記載することになります。
また、変わったことがあれば、自由記入欄、備考欄などで別途記入する形にしておけば安心です。

 

介護伝票(サービス実施記録)の種類は豊富にあり、訪問介護に適したもの、老人ホームに適したものなど様々なものが存在し、形態にあったものが使われています。
パソコンに取り込めるよう、データでやり取りできるものなども登場しています。

紙の大きさ、色、複写式かどうかなど、何を重視するかはその事業者の裁量となりますが、人気が高いのはやはり一目で見やすいものとなっています。

一般的に

①タイトル…「介護サービス実施記録・介護サービス提供記録・介護報告書・介護記録簿・訪問介護記録・活動日誌・ヘルパー活動日誌」など。
②利用者様氏名記入欄
③担当ヘルパー様記入欄
④サービス提供時間
⑤利用者様記入欄

 

 

※1枚目と2枚目それぞれに「事業所控」や「ご利用者控」の文字をいれずに、全く同じ印刷内容にするとお安くなります(印刷に必要な版が1枚で済むため)。冊子ごと利用者さまにお渡しし、毎回2枚のうち1枚をちぎって事業所へ持ち帰る使い方もあります。項目が大変多く、どうしても字が小さくなってしまいがちなので、ヘルパー様の意見を取り入れつつ、オリジナルで使いやすいサービス実施記録を目指しましょう。