世界の面白い名刺(高田馬場3丁目店)

名刺はビジネスシーンに欠かせないもの
必要な情報が書かれているのはもちろん、初対面の相手にどれだけインパクトを残せるかも大切になってきます。
最近は担当者の似顔絵や、意気込みを盛り込んだものもよく見かけるようになりました。
しかしライバルと差別化するには、よりインパクトのあるデザインと仕掛けが必要かもしれません。
もう一歩踏み込んで、世界の面白い名刺デザインを紹介します。

最もアイディアを形にしやすいのは食品業界

渡されたクッキーが名刺だったり、キャンディの包み紙に住所や連絡先が記されていたらサプライズになるでしょう
それが自社の製品に関連していたら、相手の興味が深まる事も期待できます
グリル料理を売り物にするレストランの名刺が、火であぶると店名が浮き出すなど、ひとひねり効いた仕掛けもあります

工具に関係が深い業種も、面白い名刺が存在します
自転車メーカーで貰った鉄製の名刺が、ボルトやナットを回せる工具になっていたというのが良い例。
それには定規もついていて、使うたびに会社名や担当者名が刷り込まれるからくりです。
同じ効果は文具でも期待でき、ペン型や消しゴム型の名刺もあります。
しかしデザインに気を使わないと、単に社名の入ったノベルティ的な扱いになってしまうので注意が必要かもしれません。

医療関係ではシールをめくる事で施術前、施術後の違いがわかるもの、豊胸手術のシリコンを埋め込んで感触がわかるものなど。
また病院名と連絡先の入ったバンドエイドや、普通は紙の素材が包帯でできているといった、存在を身近に感じてもらうアイディアに知恵をひねっています。

そして特に人気が高まっているのは「組み立てる系」
家具メーカーの名刺をキリトリ線にしたがって組み立てると、立体的な椅子ができあがる。
もしくは物流関係で段ボール地のカードを組み立てて、実務で使っている箱のミニチュアが完成するなど。
これらが口コミで話題をよび、高い宣伝効果を生み出しているケースもあります。

会社やスタッフの属性を示すだけでなく、名刺本体が優秀な営業マンの役割を果たす。
世界の面白い事例が、そのことを雄弁に語っています。