喪中にする親族の範囲はどこまで?(高田馬場3丁目店) |
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“自分にとって親しい間柄にある方が不幸にも亡くなってしまった年には年賀状の代わりに喪中はがきを差し出すことになりますが、微妙に離れた間柄であった場合は、喪中ハガキを差し出すべきかどうかについて迷ってしまうことがあります。
故人との間柄の近さを計る一つの基準として故人から何親等離れているかということで判断することが出来ます。
故人と第1親等の関係にあるのが故人の両親と義父や義母にあたる配偶者の両親、故人の子供、故人の子供の配偶者で、故人と近しい関係にある方たちなので、故人が亡くなってから一年間は喪に服し、その年の年末には喪中はがきを差し出すことになります。
故人と第1親等より近しい関係にある方に、故人の配偶者が挙げられますが、故人の配偶者は故人と最も近しい関係にあるため、当然故人が亡くなってから一年間は喪に服し、その年の年末には喪中はがきを差し出すことになります。
故人と第2親等の関係にあるのが、故人の祖父母と配偶者の祖父母、故人の孫、故人の孫の配偶者、故人の兄弟や姉妹、配偶者の兄弟や姉妹で、故人と第2親等の関係にある人までは喪中はがきを出すのが一般的とされています。
故人と第3親等の関係にあるのが故人の伯父・叔父や伯母・叔母、故人の甥や姪、故人の曽祖父母、故人の曽孫で、日本で一般的に第3親等までが親族として扱われますが、第3親等の関係にある人の場合は故人と生前によっぽど親しい関係にある方でない限りは喪中はがきを差し出すことがなくても失礼にはあたらないとされています。
世帯を別にしている場合や、、おじさん、おばさん、甥、姪、ひいおじいちゃん、ひいおばあちゃんは3親等になりますので、特に喪中はがきを出さなくても良いです。
しかし、ご本人との絆が深く心情的に喪に服したいという人もいると思いますので、本人の考え方次第です。
喪中はがきを出したいと思えば、出しても問題ありません。
また故人と第2親等にあたる関係であっても、ほとんどあったことがない程疎遠であったり、不仲であって喪中はがきを差し出すのに抵抗があることもあるかとは存じますが、喪中はがきを差し出さないことによって無作法を指摘されることはあっても、喪中はがきを差し出すことを失礼に感じる方はいないですので、漏れなく差し出しておいたほうが無難です。
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