領収証(領収書)印刷とは

経理業務をしていると度々出てくる『リョウシュウショ』という言葉20190829122648  _photo
ぱっと頭の中で『領収書』と変換されるか『領収証』となるか
これは人それぞれだとは思います

違いは?

色々説があり、結論・・・どう違うかというと同じ

である。実は「領収書」であっても「領収証」であっても、意味上違いはほとんどないのだ。
そもそも領収書の意味は「領収した証明の書類」なので、どこを省略するか程度の違いしかないことがわかるだろう。

領収証
金銭の取引があった際に、受け取った側が受け取ったという事実を証明する証拠の書類
役所や金融機関は「領収証」として発行

 

 

領収書
書類の目的が商品や金銭の受取りの事実を証明するためのもの
民間では「領収書」として発行

わかりにくいが、実情はほとんど混ざっているので明確に区別する必要はないだろう。元々発行元によって名前が異なったためこのようにややこしいことになってしまっているのだ。

 

商取引を行う上で領収証(領収書)は欠かせないものです。
日本の場合会社対会社での売買取引に於いてはその多くが信用取引であり、先に商品を納入して売買契約に基づき代金を期日までに入金すると言った形が主流であり、通常は口座に於いて処理されるものですが、現金で商品を購入しなければならない場合も少なくありません。
その際には口座などに代金を支払った証拠が残らないため支払った旨を証明することが必要になります。
これを証明するのが領収証(領収書)です。

領収証(領収書)は支払った人がこの証書を提示することで支払った旨を証明するものですが、法律でその形式が規定されています。
更に記載内容や記載の仕方も決まっており、この通りに記載されていないと証書としての効力を発揮しないため注意が必要です。
特に社名や記載事項などは誤字脱字があってもいけないものですが、領収証(領収書)の発行はその場で行わなければいけないことが多く、出来るだけ早急に行わなければいけないため誤字脱字も比較的多いものです。

その為、自社で発行する領収証(領収書)は必要事項を予め印刷しておくと顧客を待たせることなくスムーズに発行できます。
予め自社の社名や記載事項を印刷した領収証(領収書)を印刷しておくことで、発行時には相手先の名称と金額、内訳を記入して捺印するだけで正式な領収証(領収書)として効力を発揮できるものです。

さらに、通常領収証(領収書)は1枚複写の物が多いのですが、印刷種類によっては2枚複写や3枚複写の物もあります。

社内の経理処理の都合で複数の複写を必要とする場合などは、1枚複写ではさらに都度コピーを作成する必要がありますが、必要枚数だけ複写が出来るような領収証(領収書)印刷を行っておくことで、社内の経理処理も非常にスムーズになるのです。

会社に於いては、ちょっとした作業の効率化が大きな効果を生むことがあります。
領収証印刷・領収書印刷はその例の一つで、最終的には効率化とともに誤りをなくす効果も高いものです。